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M4489●江戸明治和本等＞民家用心袋［貝原用心袋］（3巻3冊）白水編 教訓
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●江戸明治和本●民家用心袋［貝原用心袋］（3巻3冊） 【判型】半紙本3巻3冊。縦225粍。 【作者】白水編・序（後に貝原益軒仮託）。 【年代等】寛延2年1月自序・刊（［京都］堺屋仁兵衛板）。江戸後期再刊（［京都］堺屋儀兵衛ほか板）。 【備考】分類「教訓」。『民家用心袋［貝原用心袋］』は、別に『民家小事海』『拾玉小事海』などの異名を持ち、後に貝原益軒作にも仮託された通俗教訓書。寛延2年、白水の自序によれば、人生を保つうえで必用な諸般の心得を集めたもので、これらは「皆人知れる事にして、珍しきにあらずといへども、新たに詠むれば、其期に至り、慮りにあやまち或いは急難をも除く基にもや」との配慮から編纂したものという。上巻は「堪忍の辨（ワキマエ）」「慎・謹の字の辨」「慎の心得」「善悪の辨」「博奕の思慮」以下41項。中巻は「酒を進る論」「欠気（アクビ）の心得」「馬行違の用心」「人を救（スクウ）の心得」「狼の難を除く考」以下47項。下巻は「反古（ホウグ）を遣（ツカウ）論」「一子を勘当するに可心得辨」「火難の節土蔵を固（カタムル）心得」「同穴蔵を固心得」「懐中の用心」以下30項。各巻とも挿絵数葉を載せる。 ★原装・題簽付・状態良好。稀書（全国に所蔵数カ所（国文学研究資料館DB））。